4月定例活動日についてのお詫び

本日4月16日は、定例活動日を第三日曜日に変更しての最初の活動日…の筈でしたが、会員間の調整不足により、会員が現地に不在となっておりました。お越しいただいた方には大変ご迷惑をお掛け致しました。申し訳ございません。

今後は連絡を徹底するほか、都合により会員が不在となる場合には、事前に当掲示板等にてご案内を致します。来月の定例活動日は5月21日(日)です。

3月の様子+総会報告

3月の定例活動日は18日でした。清掃等の軽作業と、購入した物置の搬入などを行いました。(設置はこれから)

たまには反対側側面の写真なども。パンタグラフ側の妻面は、屋根の水切りが水平ではなく、中央がやや持ち上がる円弧状になっているのが3499号の特徴です。

南西側から見たデハ3499

翌19日は保存会の総会でした。新年度の計画の了承などを行いましたが、中でも大きいのは「定例活動日の変更」です。
参加者のスケジュールの都合により、これまでの「毎月第3土曜」から、大体の場合は翌日にあたる「毎月第3日曜日」となります。
お越しいただく際はお気を付けくださいませー。

1月までの様子

しばらくご報告の間が開き失礼いたしました。このところ家事多忙であまり活動できておりませんでしたが、修復作業は進んでおります。
まず1月現在の外見はこんな様子。

1月21日の外観写真

劣化防止用の仮塗装なので、市販の塗料そのままの色調ではありますが、緑色になると何ともそれっぽく見えるものです。
搬入当時はボロボロだった側板の裾も、貼り替えと下地処理でほぼ綺麗に仕上がりました。

この間の大きな作業としては、パンタグラフ側妻面の貫通扉右側の柱の根本の修理があります。

貫通扉脇柱の破断部分

上の写真は修理前の状況。この柱、かつて外側から大きな力が加わったらしく、保存場所に搬入した時から、根本が破断してやや内側に曲がっていました。

貫通扉脇柱屈曲状況

上の写真が、曲がった部分を貫通扉を開けて上から見た写真(2013年3月撮影)なのですが、お分かりいただけるでしょうか…。そのままだと貫通扉の建て付けが悪いため、湾曲については曲げ戻してあったのですが、破断部分はどう直すのか検討を続けていた部分です。

貫通扉脇の柱の破断部分修理状況

こちらが修理後の状況。角柱状になっている柱の正面側をいったん切り欠き、欠損していた側面に内側から板を当てて溶接したのち、正面の穴を埋めるように補修を行いました。あとは切り欠いた外板をまた溶接すれば完成です。

さて来月は年度末。Facebook https://www.facebook.com/groups/220335524843931/ にてお知らせしておりますが、定例活動日(3月18日)の翌日にあたる3月19日(日)の13時から、保存会の総会を行います。会場は手配の都合により「江戸川区立長島桑川コミュニティ会館」(東西線葛西駅徒歩15分)。活動にご興味をお持ちの方のご参加をお待ちしております。

4~5月の様子

今年度に入ってからは天候にも恵まれ、外板まわりの作業が進んでいます。足場を利用して、電気側側面(南側)の上半部から仕上げを進めており、来月には足場の一部を空気側側面(北側)へ移動できそうです。

屋上についても、足場が必要となる屋根肩部の修繕が進んでいます。
3499号車の屋根は鋼板張りです。特に、屋根上の歩み板より車体中央よりの部分は、一部にリベットが残っていることから、車両新製時の屋根板が残っている可能性があります。それだけに劣化も目立ち、部分的にはかなりの凹凸も生じています。

屋根の塗装は、残存状態の良い部分では2層になっている様子がみられます。下層は下地塗装にあたり、きめ細かな樹脂層です。その上の表層は、滑り止めのためか、砂状のやや粗い質感をしており、経年劣化でかなりひび割れています。下の写真では、左側の歩み板の取付足の周辺で屋根板の下地が露出しており、右に行くほど塗膜が残った状態です。

塗膜に見られる細かな凹みは、滑り止めとして塗布されていた石片が抜け落ちた跡です。石片は、大きさ2~5ミリ程度の白色の石材で、およそ屋根上の歩み板より内側の範囲に散布されています。残せるといいのですが、塗膜が弱くなる原因にもなっているので、下地処理の際に飛んでしまうのは気にしません。こうした穴や、塗膜のひび割れには、薄めの錆止め塗料をたっぷり染み込ませておきます。
なお、塗膜が弱くなり、下地に達するピンホールが出来ると、内部で腐食が進み、最終的に下の写真のようなことになります…。

また今月は、ネコパブリッシング社から東急デハ3450形の資料が発売されたので買ってきました。デハ3499号車の現役当時の写真や形態の特徴などの記事も掲載されているほか、保存についてもちょっとだけ掲載して頂いています。
このほか、最新刊の鉄道ピクトリアル誌の特集でも、東急車両の入れ替え車の紹介記事の中で、デハ3499号車の保存について取り上げて頂いています。いずれも有難い限り。

2~3月の様子

 3月19日は定例の作業に加え、保存会の総会を現地車内にて行いました。今年度の活動報告、会計報告、来年度の作業計画や方針などを協議し、会員の承諾をもって決定します。

車両全景

 車体外板の修繕は今年度でかなり進み、2位側(パンタグラフ側)前面や乗務員扉周りを残すのみとなっています。屋根も雨漏り対策は完了し、歩み板等の復元や機器の再設置にかかれそうです。
 来年度にはいよいよ外部の全塗装を見込んでいます。おそらく、塗装作業そのものよりもマスキングや養生にかなりの手間がかかると思われますので、その際はぜひ皆様のお力をお借りしたいところです。

 また、車内の艤装部品を中心に、まだ不足している部品があるため、引き続き探索またはレプリカ作成の準備を続けます。主な不足品を挙げますと、
・車内幕板の車両番号板 ・製造銘板 ・吊革スリーブ(「東急百貨店」などの広告が入っている部品) ・吊革ステー(天井に固定して吊革を受ける棒を取り付ける鋳物の部品) ・圧力計 ・窓ガラスの押さえゴム ・ブレーキホースの端部キャップ及び鎖 ・行先板受け ・運行番号表示器
 等々。レプリカは数が少ないと単価が上がりそうなので、多く作成して頒布を行うことも考えています。

 このほか、車内に保管している機材が増え、車内の修繕作業がやりにくくなっていることから、新たに物置を設置することにしました。鉄道コンテナを置きたいところですが、如何せん輸送費がかさむので、組立式のプレハブ物置になる見込みです。

パテ盛り作業

総会の後はいつもどおり修繕作業。2位側を中心に、錆落としやパテ盛り整形など外板周りの修繕や、台車・床下機器の塗装を行いました。
また、3499号車の製造80周年を記念する気持ちも込めて、普段は取り外している本来の前照灯と尾灯を取り付けてみました。いずれも仮配線を行ってあるので、夕方には点灯して撮影なども。

原型ヘッドライト点灯

ではでは、来年度もよろしくお願い致します。