2010年08月

2010年8月度 準備工具類および次回作業への不足物品覚え書き

■2010年度8月度 定例整備での「あったらいいな」物品情報

・ワイヤーブラシ(塗料落としのほか、こびりついた埃の除去用。堅めの歯ブラシでもよいか?)
・ブロアー(写真用程度でOK)
・チョーク(ちょっとしたマーキング用)
・ノギス (窓の板ガラスの厚みとか,ネジ径とか測りたいぞ)
・注油用スポイト(自転車用でOK? お徳用マシンオイルの巨大容器のままでは注油しにくいことこの上なし)

■2010年度8月度 購入工具

・ドライバー(+大中および貫通大 -大中 ハンマーインパクト) 各1本
・バケツ 2個
・長梯子(伸ばせば屋根までは届く) 1脚
・ニッパ 1個
・ラジオペンチ 1個
・小ハンマー 1個
・アルミ定規(60cm) 1本
・窓ふきモップ(地上から側窓上段まで伸ばせる) 1本
・床ふきモップ および 交換布 各1個
・工具収納用コンテナ(小) 1個
・CRC556 1本
・マシンオイル 大 1本
・ペンキ塗り刷毛 2本
・水糸 蛍光ピンク 100m長 2巻き
・布ガムテープ 2本

客室窓の整備

 この暑い最中に快適に作業を行うためには、室内の風通しを良くすることが重要。なのですが、車体の傷みが進んだためか、客室窓の開閉が今ひとつままならない。開けようとしてもなかなか開かず、開いたら開いたでなかなか閉まらず。というわけで、室内の清掃作業と客室窓の整備を併行施工することに。

掃除すると車内はちょっと見られるようになるね

まずはカーテンレールと下側サッシを押さえるガイドレールを取り外す。ガイドレール取り付けられたボスが側枠に半分のしかかるようにしてネジ止めされているのだが、場所によって取り付け高さに差が出てしまうのを補正するため、平ワッシャが挟んであったりなかったりして、極めて現物合わせの工事状態。まぁ、これが現実よね。

側面窓の補修作業

ガイドレールを外すと、車体側とガイドレールに挟まって身動きがとれなくなっていたサッシが動くようになる。どうやら車体側の鋼板が錆びて膨れたためガイドレールと車体側鋼板の間隔が狭まり、下側サッシが挟みつけられて開閉ができなくなっていたらしい。とりあえず車体側鋼板の錆を削り、サッシの可動スペースを確保することである程度滑らかに窓が開閉できるようになる。

ところがしばらくすると、再び開閉具合がよろしくなくなる場合があるのだ。下側サッシの左右にはサッシのがたつきを防止するための木製のスペーサーとフェルトが取り付けられているのだけれど、木製スペーサーが腐ってフェルトを止めているステープラーが抜けてしまい、何度かサッシを開閉しているうちにフェルトが丸まって側枠との間に挟まり、これまた開閉を阻害してしまう。

木製スペーサーとフェルトをいじるためには、下側サッシを窓枠から外す必要があるのだけれど、こちらは簡単にはいかない。側枠を取り外す必要があるのだけれど、ドア間に配置された4枚の窓のうち中央2枚を押さえる側枠を外すためには、側枠に固定されている網棚の脚を外す必要があって、結構な手間がかかる。ドア脇の開閉窓だけは側面枠に網棚脚が固定されていないので、今回はここだけを取り外すことに。

はがれたフェルト

下側サッシを取り外してフェルトを除去し、ついでに窓を洗剤を使って清掃する。窓の開閉用取手も可能であれば取り外して、内部に溜まった砂埃を除去し、可動部に注油して滑らかな動きを取り戻す。ただしサッシ側が腐食してネジが固着している箇所も多く、また無理に回してネジ山を切ってしまっている場所もあるため、今後の対応がなかなか悩ましい。

外した下側サッシを清掃する

とりあえず今回は②端山側のドア間の窓3枚について施工し、中央の2枚については開閉可能に。なぜか下側サッシまで取り外して整備した最も②端寄りの窓は再組み立てしたところ、なぜかびくとも動かず。また次回修正作業を行うことにする。今後を考えると、ガラス交換の方法についても同様に調べる必要がありますな。

側面窓まわり整備①

側面窓まわり整備②

側面窓まわり整備③

いよいよ載線(車輌輸送最終日)

8月5日深夜,私ことふじまさとkochan氏は明朝に迫ったデハ3499号車の現地搬入を見届けるべく,関越道を北上しました.22時過ぎに熊谷市西別府を出発した輸送車輌に伴走するチームからときどき入ってくる現在位置情報から,どうやら現地到着までに輸送車輌に追いつけるかどうか微妙な感じでしたので,安全運転に心がけながらもはやる気持ちを抑えきれず,走行速度はぬふわ~ぬうわ付近をキープしていたような気がするのはここだけのお話.

深夜2時過ぎに現場到着してみると,どうやら輸送車輌も直前に到着となったらしく,決して広くない二車線道路で切り返しの最中でした.辺りには照明などなく真っ暗なので写真が撮りづらいのは残念です.30分ほどしてデハ3499号車を保存場所の敷地に押し込めると,あとは明朝のクレーンによる吊り上げ載線までひと休みになります.輸送会社の職員さん達も一部を残して宿に引き上げ,現場で警備に当たられる職員さんの車と運転手さんが仮眠されるトレーラーのエンジン音だけが低く唸るだけの静かな夜が訪れます.我々も思い思いに写真を撮った後は,それぞれの車に引き上げて仮眠します.

保存場所に到着し明朝の載線作業を待つデハ3499号車

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車両輸送併走班二日目:川崎市営埠頭→熊谷市西別府

川崎市営埠頭で予定に無かった一夜を過ごした3499号。目撃情報によれば東南アジア方面向けに輸出される東京地下鉄05系に囲まれていたようですが、そちらは一足先に旅立ったようで、4日夜には3499号だけがぽつんとたたずんでいました。
この日の移動も時間を前倒しするとの連絡が入ったため、レンタカー借用の時刻を急遽繰り上げて地元を18時過ぎに出発、高速経由で川崎へと向かいました。産業道路駅前で同乗の3氏と合流して市営埠頭へ。結局時間には余裕があるようだったので、隣接する公園から冒頭のような景色を眺めたりして出発を待ちます。
今夜は自動車での併走が自分達ともう一台、こーちゃん様が原付で併走、そして都内通過ということで各所で沿道撮影をお願いしています。待機してもらっている各氏への状況連絡も併走班の任務。さてどんな絵が見られるでしょうか。
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車輌輸送(沿道撮影班 2日目 塩浜交差点・第三京浜入り口)

デハ3499号車の保存場所への輸送2日目.一昨日の晩に会社近所の川崎市営埠頭までやって来ていて,本日は21時過ぎの出発との連絡があったので,いつもより会社を早めに(20時過ぎでも「早め」かい!(ToT))退勤して見に行くことに.輸送車輌は太い道路を走っていくわけですが,ともなれば鉄道撮影時よりも「かぶる」可能性は高いわけで,あれこれ考えて極力高い位置から撮影した方がよいだろうと判断.まずは会社から比較的近く,しかも予定コース表で角を曲がることが予定されている塩浜交差点歩道橋へ.

事前に得た情報によると,特大車両輸送でありながら予想外に早い速度で走り去っていくとのことで,露出の上がらない夜間の直線区間ではブレて撮影できないのは明白.さすがに交差点であれば,あのデカ物も減速するだろう,という想定に基づいてみました.現場に着いてみると,高速道路の橋脚が若干邪魔ですがまあ撮影はできそうな感じ.頻繁にやってくる大型トラックを練習台に流し撮りの練習などをしながら時間を潰します.うーん,なかなか上手くいきませんが,交差点を曲がるために減速するのであればISO感度を上げれば流さなくても撮影できるかな,という感じ.

流し撮りの練習… まぁ曲がるのであればこのくらいで撮影できるかな?

ところがですよ,出発予定時刻直前に併走班からもたらされた情報によると,輸送予定経路の環状8号が渋滞のため輸送コースを変更し,塩浜交差点は曲がらずに直進することになったとの悲報(苦笑)が….直進となると事前の情報の通り,結構な速度で駆け抜けて行くんだろうなぁ.やがて青パトライトを回転させた先導車が交差点を走り抜けた後,牽引車に牽かれたデハ3499号車がやっぱり「かなりの速度」で交差点を走り抜けていきました.ええい,こんなことならコンパクトデジカメでなくて,きちんとした一眼レフデジカメを準備しておくんでしたね.

予定を変えて交差点を直進するデハ3499号車.予想外の高速通過に焦りもあって結果はイマイチ

撮影終了後は終バスも終わっているので,のんびりタクシーを捕まえて川崎駅まで…と思っていたのですが,歩道橋から降りてきたところタイミング良く空車がやってきて捕まえられたのに気をよくして,輸送車列を追い越して上野毛駅あたりで撮影することに.ふむ,学生時代なら考えられないようなタクシー長距離移動ですが,まぁたまには良いでしょう.運転手さんに「あの電車を追いかけて」と告げてみれば,偶然にも運転手さんも以前はK畿車輛で輸出車両の陸送時のトラックドライバーをやっていたことがあるとのことで,首尾良くデハ3499号車を追い抜いた後は,上野毛までいろいろな経験談を聞かせて頂きました.いや,こういう偶然もあるんですね.主旨をご理解頂き制限速度一杯で走り続けて頂いたので,上野毛には輸送車列より10分ほど先行して到着.料金は7,000円弱.ぐはぁ,やはりそれなりの金額にはなりましたね.

上野毛での撮影場所も歩道橋からを選択し,恐らく都内では最も引きが取れるだろう第三京浜入り口歩道橋で車列を待ちます.どう考えても流し撮りは失敗しそうなので,ここは動画撮影を選択.コンパクトデジカメでもそれなりの動画が撮影できるようになるなんて,良い時代になったもんですね.やがて等々力アンダーパスを抜けてくるパトライトが見えて,やっぱり相当な速度で輸送車列がやって来ます.幸いなことに一般車両の群れが切れたところでデハ3499号車は環状8号第三京浜入り口を走り抜けていきました.

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスこの作品はクリエイティブ・コモンズ 表示-非営利-継承2.1日本 ライセンスの下に提供されています

撮影を終えれば時刻は23時過ぎ.このあと予定では熊谷付近まで輸送されることになっているようですが,さすがにそこまで追いかける元気もなく,併走班の報告を楽しみにしつつ上野毛駅から撤収します.聞けばかなりの方が都内では撮影をされていたようで,ふむ,愛されてますねぇ,この電車.

さて,明日は深夜出発で保存場所での載線を撮影する予定です.その前に会社できっちりと業務をこなさなければならないので,本日は早めに寝るとしましょう.